2006年04月30日
日本版LLC(合同会社)とは?
日本版LLC(合同会社)は、新会社法により新設された新しい会社の形態です。比較的設立が容易であり、意思決定や運営をスピーディーに行うことができます。よって小規模事業や共同事業に適した形態と言えます。
LLC(合同会社)は合同という名が入っていますが、1人でも設立することができます。また、資本金1円で設立することもできます。
■日本版LLC(合同会社)4つの特長
1.有限責任
有限責任とは何か難しそうな言葉ですが、要するに「出資者は出資した金額の範囲までしか責任を負わない」という意味です。例えば山田さん(もちろん仮名ですよ!)が50万円出資して他の方とLLPを作ったとします。仮にLLPが100万円の借金をしたとしても、山田さんの責任は50万円までということです。
有限責任ということはつまり、比較的リスクが限定されていますので、新しいことに取組みやすいとも言えます。
2.共同事業
合同会社という名の通り、原則として出資者が共同して会社の業務を執行します。一部の出資者に業務を委任することも出来ます。その場合は定款で定める必要があります。
つまり、お金は出すが(出資するが)業務の失効は他の出資者に任せる、ということもできるわけです。
3.内部自治の原則
日本版LLC(合同会社)は法律で縛られることなく、出資者同士で、自分たちの会社の組織や運営などを自由に決めることができます。
株式会社のように取締役会や株主総会などの機関は設置する必要はありません。利益分配も出資した割合などに縛られることなく、自由に行うことができます。
4.組織変更
日本版LLC(合同会社)は、株式会社に組織変更をすることができます。ここは「組合」であるLLPとは大きく違う点です。日本版LLC(合同会社)でまず会社の業務を始め、業績向上に伴い事業を拡大する際に株式会社に変更する、ということも可能なわけです。
